オンラインビジネスにとって、素敵なお店の名前選びが何といっても大切です。Marty Neumeierさんも「ブランドギャップ」でこう言っています。

「ブランドに最適な名前を付けることが一番の重要です。こうするとライバルに差をつけることが出来たり、早く知ってもらえるようになります。間違った名前選びをしてしまうと、何かにつけ大変なことになります。それに収益も望めないでしょう。」

開店の時に目立つためにも正しいオンラインストアの名づけ方は本当に大切です。ここではピッタリな名前を選ぶためのポイントをお伝えしたいと思います。

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キャッチーな名前を付けるためのカギ

1.短く、シンプルに

名前を短くするのにはいくつか理由があります。短い名前だと、覚えやすく、言いやすく、それにホームページのヘッダーに簡単に収まるからです。

でもそんな短い名前を考え付くのは大変です。毎日次々と新しいブランドが生まれていて、素敵だなと思う名前は当然他の誰かも同じように思っています。でも大丈夫、まだまだクリエイティブで思わず引き込まれるてしまうような名前は作れます。

いくつかコツを紹介しますので、試してみてくださいね。

短い言葉の組み合わせを試してみましょう。韻を踏んだ言葉を二つ組み合わせるとか、始まりが同じ音で始まる言葉を組み合わせると覚えやすくなります。(例:「Snack Shack」)

言葉を作ってみたり、もしくはある言葉をちょっとひねってみるのはどうでしょう。たとえばGoogle、eBay、Skypeは分かりやすい名前ですが、どれも造語です。

個人的に意味のある言葉を使ってみましょう。大事な人のニックネームだったり、ペットの名前だったり、自分の名前でもいいのです。個人的な名前を使うと知り合いに気づいてもらえやすくなります。(ただ個人ベースで立ち上げたお店は売り上げの点では苦戦するかもしれません。)

2.個性的であること

自分のライバル企業はどんな名前を使っているか市場リサーチしましょう。そしてライバルとは全く異なる個性的な名前を思い付きましょう。

ただここで問題となるのは、あなたの得意分野や商品を表すような名前を思い付けるかどうかです。しかもその名前はライバルと被っていてはいけません。つまり他とは一味違っていうることが必要です。

例えば、電化製品やテクノロジー製品を販売するとしたら、ライバルは「エレクトロニクス」「テクノロジー」「未来」といった名前を使っているでしょう。こうした似たような名前は避け、もっと個性的で目立つ名前を考えつきましょう。

3.インターネット上の存在感を意識する

名前の候補が出来上がったら、ドメイン(できれば.comが望ましいです)が取得できるかどうか確認しましょう。ただし.comは一番人気があって、それなりに歴史もあるので、取得が難しいかもしれません。

自分のお店用にカスタマイズしたドメインはとても大切ですが、完璧なドメイン探しに手間取る必要はありません。ドメイン名でも何でも後から変更することは可能です。とはいえブランドを体現してくれるようなドメイン名が最初からあると素敵ですから、あなた次第ですね。

自分のお店だけでなく、AmazoneBayEtsyでの販売も考えていますか?もしそうでなくても自分の考えている名前がAmazon等で使われていないかチェックしてみましょう。そうすればお客様が既存の他のお店と勘違いすることもありません。

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4.ドメイン名もクリエイティブにする

たとえ選んだ名前に.comが使えなくても、大丈夫です!他のドメイン名がまだあります。.comがスタンダードな理由は一番分かりやすいからですが、他のドメインを使わない手はありません。.comを使える選択肢は狭まってきているし、それにビジネスが成長すればいつでも.comを使えるようになります。

Tattlyが最初に開店したときは、.lyというドメインを使ってwww.tatt.ly.で行く方針でしたが、現在のtattly.comを購入できるまでに成長しました。

ネット検索に詳しい人ならGoogle検索が無名のドメインには優しくないことは知っていますが、それでもユーザーフレンドリーで高品質なサイトを作って.comのように上位にランクインできるようになるべきです。それにちょっと変わったドメインはずっと個性的です。

ストア名の候補:

・「ブランド名」「主力商品」(例:helmboots.com)
・「ストア名(ブランド名)」.com (例:sandytoesshop.com)
・「Get」「商品名」.com (例:www.getflow.com)
・「ブランド名」co.com (例:shopmeekco.com)
・「ブランド名」「業界名」.com (例:lifeinspirithome.com)
・「動詞」「ブランド名」.com (例:wearpepper.com)
・「My」または「Your」「ブランド名」.com (例:mybillie.com)

ドメイン名の候補:

・.store
・.shop
・販売する商品に関連するドメイン(例:.shoesや.art)
・ブランド名を繋げたもの(例: 「Muvo Health Supplements」というブランドならばmuvo.health、または 「Fuego Clothing Co.」というブランドならばfeugo.clothingなど)

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5.オリジナルであること

思いついた名前を使う前に、使用できるか確認することが必要になります。例えばアメリカなら米国特許商標庁に無料のデータベースがあるのでチェックしてください。リサーチは大変ですがやるだけの価値はありますよ。

またアメリカには登記を管理する機関がありませんので、登録商標は他の国や地域で作ることになります。カナダの場合も複雑で、カナダ知的財産局ウェブサイトがありますが、一番確実なのは弁護士さんに相談することです。

候補の名前が使えそうだと分かったら、GoogleやBingで検索してみましょう。1番最初のページに出てくるでしょうか?月並みな名前を付けてしまうと、ランキング上位に食い込むことはかなり難しくなりそうです。

またTwitter、FacebookなどSNSをチェックすることも重要です。候補の名前が使えるかどうか確認しておきましょう。

6.インスピレーションを探してみる

ストア名が思いつかない、そんな時はテーマから考えてみると良いかもしれません。ノスタルジーでトレンドに乗った名前を探しているのかもしれませんし、また外国語を使うとアイデアがたくさん浮かんでくるかもしれません。

インスピレーションはどこでも起こります。周りの人の会話だったり、周りの環境だったり、あるいは自分がいつも使う言葉だったり、日常にさえインスピレーションは隠れています。

素敵なビジネス名の例

1.Death Wish Coffee

このストア名が持つ意味と言えば1つしかありません。「一番強いコーヒー」です。ウェブサイトや他のマーケティングでもこの名前がブランドの特徴を表しています。名前の言う通り自社商品を業界で一番強いものと謳っていて、誰もがつい試して飲んでみたくなる名前になっています。

2.Super Ink Clothing

このお店はある特定の顧客層向けにプリント柄の服やアクセサリーを販売しています。ホームページには、「いつも旅心にあふれた人たちのために極上のライフスタイルを提供します」とあります。この名前は、ポジティブとクオリティを表す「Super」と服にプリントされる「Ink」から生まれました。もしストア名選びで2つのアイデアで迷っていたら、1つだけに絞る必要はないのかもしれませんね。

3.The Sock Market

The Sock Marketは文字通りの意味です。赤ちゃんから大人まで全年齢を対象に靴下を販売しています。靴下業界に高いファッション性を持ち込みたいという考えから、このお店の名前には「靴下に求めるすべてが揃う場所」という意味が込められています。

4.Cotopaxi

「Cotopaxi」には2つの意味があります。1つは実在するエクアドル、アンデス山脈の聖なる活火山を意味し、またもう1つはアウトドア用品を販売するオンラインストアという意味です。このお店は名前を作ったり考え付いたりするよりも、お客様の興味を引く有名な地名から名前を取りました。またお店のホームページではその名前に込められた意味を紹介しています。

5.Coffee Joulies

Coffee Jouliesはコーヒー自体ではなく、熱いコーヒーの中入れるとちょうど良い温度を保ってくれる商品を販売しています。では「Joulies」とはどこから来たのでしょうか?Joule(ジュール)はエネルギーの単位ですが、そこから考えてJoule→Joulie→Joulies!となりました(オーナーさん談)。商品開発に使ったサイエンスを生かした言葉をちょっとひねって独自の言葉を編み出したんですね。こうしてもっと覚えやすい名前が出来上がりました。

6.Fuego Box

Fuegoとはスペイン語で「火」を意味していて、ホットソースを定期販売するオンラインストアにはぴったりの名前ですね。こうした定期販売業界は年々成長しており、2011年から2016年の成長率は4,461%となっています。この業界の有名ブランドは大抵名前に「box」が付いています。例えば、BarkBoxBirchboxNatureBoxなど数え上げればキリがありません。Fuego Boxもこうしたトレンドに乗り、また外国語を組み合わせてヒットを目指しています。

7.Conquest Maps

このお店は美しいユニークな地図を販売しています。主力商品はピンボードマップで、旅行好きな人に特に人気があります。お店の名前には商品である「maps」を入れ、「maps」の前にはブランドの個性と地図がイメージする旅を連想させる言葉を付けました。「Conquest」とは旅であり、お客様はこの地図で旅を追体験できます。

8.Star Cadet

Star Cadetは2010年からメディア、小売り、eコマースベンチャーとして活動してきましたが、その歴史は長く失敗や成功を何度も繰り返してきました。以前は創業者の名前から取った「Olan Rogers Supply」という名前でしたが、Star Cadetに改名しました。この名前には商品の持つ「将来の展望」という意味も込められています。Olaf Rogersさんはこの名前にした理由を紹介しています。

9.Storq

このお店では妊娠中や産後の女性向けの商品を販売しています。「stork」という言葉に響きが似ていますが、オリジナルな言葉です。Stork(コオノトリ)は赤ちゃんを連れてくると言いますからブランド名としては覚えやすくてピッタリです。それにQという文字はブランドとしてもデザイン面でも面白いものになっています。

10.United By Blue

United By Blueはただのブランドではなく、サステナビリティ活動と地球の海や水資源を守る活動をしています。販売している商品はアウトドア製品ですが、ブランドもお客様も海、河川、湖、小川への情熱を持ち互いに協力し合っています。United By Blueは一つのコミュニティを作り、ブランドのポリシーを訴え続けています。

名前に込められているものとは?

ピッタリなブランド名探しは途方もない作業に思えるかもしれません。でも絶対に時間やアイデアをかける価値があります。なぜなら良い名前だと、お店を知ってもらえて、認知度が上がって、みんなの話題になるきっかけになるからです。それにもし覚えにくい名前だと、口コミという無料のマーケティングチャンスを逃してしまうことになります。

それでは最後に質問です。

これまで印象に残ったビジネス名は何ですか?

これまであなたが思いついたビジネス名は何ですか?

この記事は、Shopify公式サイトブログの記事を翻訳しております。