SEOからSNSなど、あなたが投稿したコンテンツが誰に読んでもらえるか(または誰に読んでもらえないか)、その決め手になるのはアルゴリズムです。

アルゴリズムが変わってしまうと昨日まで使えた戦略が、明日には役に立たなくなることもあります。だからプラットフォームごとに戦略を日々進化させることが必要になってきます。

特にインスタグラムでは、良いハッシュタグを付けてただ投稿するだけでは不十分で、目的のオーディエンスに届かないかもしれません。

代わりに、アルゴリズムのしくみを理解する必要がありそうです。そうすればあなたのインスタグラムマーケティングを一新することができます。

インスタグラムアルゴリズムのしくみとは?

新しいインスタグラムのアルゴリズムでは、ユーザーがフィード画面をスクロールした時に出てくる投稿の順序を決定しています。

インスタグラムのアルゴリズムには法則があり、最も関連がある投稿を一番上に持ってきてよく見えるようにします。そしてその他のコンテンツは画面の下に配置されていきます。

2018年6月、インスタグラムはユーザーのフィード画面に優先して表示するコンテンツを選択する際にアルゴリズムが考慮している項目を公表しました。

新しいアルゴリズムは変更する可能性が大いにありますが、次の三大要素を覚えておいてください。これを知っておくとインスタグラム戦略作りに役立ちます。

・ユーザーとの関係性
あなたの過去のコンテンツと関わったことがあるユーザーなら、これから投稿するコンテンツも閲覧してくれる可能性は大です。あなたの投稿を継続して見てくれるようになると、ロイヤリティも上がり、常連のオーディエンスになってくれます。

・ユーザーの興味
これはユーザーが他の似た投稿や類似アカウントと関わっているかどうかを計っています。似たコンテンツに興味を持っているユーザーはあなたの投稿も見てくれるかもしれません。

・投稿が新しいかどうか
インスタグラムの時系列フィードはもうありませんが、それでも投稿がタイムリーかどうかは重要です。より最新の投稿が好まれますし、フィード画面の上位に入る可能性も高いです。時間が経った投稿はどうしても下のほうに表示されてしまいます。

他にもインスタグラムから公表された秘策にはこんなものもあります。

・ユーザーがアカウントをたくさんフォローしている場合、フィード画面の上位に表示されるには厳しい競争を勝ち抜かなければならない。

・もしユーザーがインスタグラムにあまり時間をかけなかったり、あまりアプリを開かない場合、投稿が上位に表示されていないと見てもらえる確率がぐっと下がってしまう。

・インスタグラムのビジネスアカウントは個人アカウントに比べてリーチ面で劣っているわけではない。

もうこうなったら何がどうマーケティング戦略に影響してくるのか分からなくなってきますね。それではもっとお客様に届くように違った視点もご紹介します。

リーチだけじゃない、大切なのは関係性

常連のオーディエンスを持つこと、フォロワーと常につながっていることは何よりも大切です。特にフィード画面の上位に食い込みたかったらなおさらです。

コンテンツを通じて関係性を築き上げるには次のようなものが必要です。

・ユーザーに自分たちの考えをシェアしてもらって、会話を始めるきっかけになるようなプロンプト作り

・あなたのブランドに関するユーザーからの投稿。これはUGCを促したり、ユーザーの投稿にタグ付けしてもらったり、インスタに足跡を残すことができます。

・友達のタグ付けやコンテンツなどユーザーがコメントしたくなるような関係作りのための投稿

でもインスタグラムでお客様を見つけるためにはあなた自身の投稿だけではなく、その外からも考えてみましょう。インスタは何といってもソーシャルメディアですから、その強みを生かさない手はありません。

関連ユーザーやブランドの投稿にコメントを残しましょう

将来お客様になってくれそうな人や、インフルエンサー、その他ビジネスの投稿に面白いコメントを残しましょう。こうすることであなた自身の投稿の外から関係性を作っていくことができます。

大勢のフォロワーがいるアカウントに一番最初にコメントすると、コメントをたくさんの人に見てもらえたり、あなたのプロフィールまで見てもらえるかもしれません。ターゲットにしているオーディエンスがフォローしたくなるアカウントを見つけて、まずフォローしましょう。それから会話に参加してみましょう。

このとき、心から会話を楽しみ、何かお役立ち情報が入れられると良いですね。売り込みをかけたり、ありきたりな反応をするのはやめましょう。あなたのブランドの個性を出して意味があるつながりを作るようにしましょう。

例えばFashon Novaはrapper Cardi Bの投稿に定期的にコメントしているのが見られます。Fashon Novaはこうすることで存在感を出し、ターゲット層とのつながりを作っているのです。

また特定のアカウントが新規投稿すると通知が届くように設定することもできます。こうしておくと、すぐにコメントできますし、投稿の新しさに特化しているフィードのおかげでコメントを見てもらえる確率も上がります。

このためには、まずアカウントをフォローする必要があります。フォローしたら、アプリの右上部にある点3つをクリックします。新規投稿のお知らせを受け取るには「投稿のお知らせをオンにする」をタップします。

フォロワーの活動時間に合わせて投稿する

投稿が新しいかどうかがフォロワーのフィードに入れるかどうかのキーになっているので、これを使わない手はありません。投稿されたものにすぐに反応しても何のデメリットもありませんし、それにあなたのフォロワーが見たい投稿が何かをインスタグラムに伝えることが出来ます。

いつも投稿の可能性を最大限に引き出すには、ピーク時間に合わせてコンテンツを投稿する必要があります。

ただピーク時間を探すのは簡単ではありませんが、ビジネスプロフィールに提供されているインスタグラム分析レポートを使って探してみましょう。

インサイトのオーディエンスタブをクリックし、スクロールしていくとフォロワーのオンライン時間帯が分かります。日ごとのオンライン時間や、ある1日の内でオンラインだった時間帯が分かります。

どの時間に投稿するのが最適か色々試してみてください。何か大きなアクティビティの直前かあるいは直後に投稿するのが一番効果的か、一番良い時間帯を探ってみましょう。

コメントをもらったらすぐに返信を

他のビジネスプロフィールのアカウントを見てみましょう。コメントをもらったらすぐに返信していることにお気づきでしたか?

コメントに返信することであなたの投稿の社会的証明度が上がりますし、コメント数も増え、結果的にどんどんリプライが増えていきます。投稿のリーチが最大限に伸びるばかりか、つながりを構築することができます。

コメントに返信すると投稿者から追加のコメントがもらえることもあります。たとえそれが質問に回答したことへのお礼であっても嬉しいものです。時には会話が始まったりして、この投稿だけでなく、今後の投稿でもリーチが伸びてくれるような大きなつながりが生まれるかもしれません。

コミュニティに特化したハッシュタグでユーザーとつながろう

インスタグラムのハッシュタグがあると、関連サーチで検索結果に表示されてきます。そして結果としてリーチが伸びます。

ただしこうしたハッシュタグの効果を狙うには、ターゲットとなるオーディエンスが実際に検索で使っているハッシュタグを選ぶことが大切です。

コミュニティハッシュタグはニッチで、人気のハッシュタグほどの投稿数はないかもしれません。ですがコミュニティハッシュタグは有効で実際に広まっており、トピック・流行・コミュニティに興味を持った人たちを探しているグループが検索に使用しています。

コミュニティハッシュタグがあるおかげで、誰かがあなたのプロフィールをクリックしてくれたり、つながりをもってくれたり、最終的にはフォロワーになってくれます。

コミュニティハッシュタグは業界ごとに異なりますが、理想とするお客様を表していたり、同じテーマの中で繰り返し人気となっているので簡単に見分けられます。

・旅行かばんを販売しているマーチャントのハッシュタグなら:#welltraveled
・シェーバーオイルを販売しているオンラインストアのハッシュタグなら:#beardlife
・健康食品を販売しているオーナーのハッシュタグなら:#livingfit

自分の投稿にハッシュタグをつけるのではなく、ハッシュタグをクリックして、そのハッシュタグを使っている投稿とつながってください。他の人の投稿に「いいね」をするだけでもプロフィールを見てもらえたり、フォローしてもらえるかもしれません。

もしかしたらあなたの投稿は意中のユーザーに届かないかもしれません。ですが、あなた自身は自分から意中のユーザーにコンタクトしていくことができます。

過去の投稿を再利用して新たな効果が生み出そう

あなたはプラットフォームに来てもらえるようなコンテンツ作りに悩んでいませんか?またはもっと多くの人に見てもらいたいコンテンツがありますか?それなら過去投稿の再利用を試してみましょう。

過去投稿を再利用するとコンテンツをよみがえらせることができ、前回見逃してしまった人達に見てもらえることができます。

一度削除した投稿を前回と同じように再投稿する人もいますが、コンテンツの再利用は理想的なアプローチと言えます。

過去の投稿を再利用にはこんな方法もあります。

・過去の投稿に使用した画像を集めてカルーセル画像やスライドショーを作る
・再投稿に新しいキャプションを追加してみる
・過去の投稿に使用した画像を編集して新しいデザインを組み込んでみる。そして「ストーリー」から編集する
・例えば#throwbackthursdayといったハッシュタグを使って過去のコンテンツをもう一度シェアしてみる

コンテンツの再利用をすると時間が大幅に節約できますが、再利用の回数は抑え目にしましょう。まずは自分のフィードを整理して同じようなコンテンツを削除しておきます。こうするとユーザーがギャラリーを見てくれた時、同じ写真が何度も何度も登場するのを防いでくれます。

ストーリーを使ってもっと注目を集めよう

ストーリーは通常の投稿とは別のアルゴリズムを持っており、たくさんの人の注目を集めることができます。それにストーリーならばフォロワーに話しかけたり、ロイヤリティを上げたり、投稿からつながりが生まれ、リーチの上昇につながります。

ストーリーの使い方には次のようなものがあります。

・ブランドのハッシュタグが付いたハッシュタグステッカーを追加する
ユーザーがハッシュタグステッカーをタップすると、そのハッシュタグを使った投稿フィードに飛びます。ハッシュタグはあなたが考えたものでも、お客様が考えたものでもどちらでも大丈夫です。

・他のユーザーからのストーリーをシェアする
インスタグラムでは、誰かがあなたに関するストーリーをシェアするとあなたに通知が来るだけでなく、あなたにもそのストーリーがシェアされます。フォロワーにお願いしてあなたの投稿をフォロワーのストーリーとしてシェアしてもらうこともできます。

・インタラクティブなステッカーでつながりを生み出す
インタラクティブなステッカーとは投票ステッカー、絵文字スライダー、質問スタンプのことです。質問スタンプではまずユーザーに質問があるか聞いてみます。それからユーザーからの回答をまた別のストーリーとして投稿できます。こうすることでコンテンツが増え、もっとフォロワー達との関わりが生まれます。

でも、自分の投稿を自分のストーリーにシェアできるってご存知でしたか?

自分の投稿の「メッセージを送信」をタップすると、「ストーリーズに投稿を追加」が出てきます。そこからサイズ変更したり、テキストを入れるなどの編集ができます。

新商品のお知らせなど、大切な投稿がちゃんとフォロワーに届くようにするにはとても良い方法です。

ダイレクトメッセージを活用しよう

インスタグラムのユーザー数が増え、チャット機能も充実してきました。それとともにメッセージ機能の人気が高まっています。ビジネスに直接メッセージを送って質問したり、連絡を取り合うユーザーも増えています。

ダイレクトメッセージは長いやり取りになることもあり、1対1の関係性を作る絶好のチャンスになっています。

ダイレクトメッセージはあなたから外部に発信する際にも使えます。大事なお客様、将来パートナーとなってくれそうな人、インフルエンサーなどにプロフィールやストーリーからメッセージを送ることができます。

ただしダイレクトメッセージはスケーリングが難しいので、メッセージを送る人は慎重に選ぶ必要があります。ブランドのアンバサダーやちょっとサポートが必要そうなお客様、一緒に働いてみたいパートナーやインフルエンサーを探しましょう。ちゃんと相手と向き合って、ありきたりな会話は避けましょう。

インスタグラム広告やインフルエンサーに投資してみる

リーチの伸び悩みを即刻解決してくれる方法は有料サービスを使うことです。有料サービスを上手く使えると後でリーチが大幅に伸びます。こうした有料サービスにはインスタグラム広告インフルエンサーマーケティングの2通りあります。

インスタグラム広告はたしかにお金がかかりますし、気を付けていないとあっという間に広告費がかさんでしまいます。ただ閲覧数に伸び悩んでいるなら、やってみる価値があります。

まずトータルの予算をしっかり設定しておきましょう。特にインスタグラム初心者は予算管理を忘れずに。

努力が結果につながるように

インスタグラムインサイトを使うとどんな成果が表れているか確認することができます。ほとんどの人がフォロワーの数ばかり気にしますが、プロフィールを見てくれた人、リーチ、ウェブサイト訪問者を見る方がマーケティングの効果が分かります。特にこの記事で触れてきた関係性を作り上げる点で成果があったのか分かります。

発信するだけでなく、関係性を築き上げること

インスタグラムを最大限に活用したいなら、ただ定期的に投稿しているだけではまだまだです。それよりも、投稿の内外でユーザーと関わり合いながらしっかりした関係性を構築しましょう。

SNSのアルゴリズムは常に変化していきます。でもあなたも共に変化していけば、目的のオーディエンスとつながっていけるでしょう。

この記事は、Shopify公式サイトブログの記事を翻訳しております。