12の実例付きで分かる、効果的なウェルカムメールの書き方

費用に見合った効果を狙うなら、メールマーケティングは思いのままに売り上げを伸ばしたり、リピーターを増やせる効果的な方法です。メールがあるとお客様とつながりを保ったり、ウェブサイトを離れてしまったお客様をつなぎ留めることができます。

ウェルカムメールは、メルマガ登録してくれた読者に送るメール中で1番大切なものです。ウェルカムメールとは、オンラインショップにメールアドレスを登録し、アカウントを開設したり、メルマガを購読すると送られてくるメールです。

ここでは効果的なウェルカムメールの書き方を12の実例を使ってアドバイスします。それとウェルカムメールをもっと魅力的にしてくれるアプリを6つご紹介します。

ウェルカムメールとは何か?
厳選!ウェルカムメール12の実例
最初のメールの組み立て方
使えるメールにするためのアプリ6選
ウェルカムメールから始めよう

ウェルカムメールとは何か?

ウェルカムメールとはオリエンテーションメールの一部ですが、ストアとお客様をつなぐ最初のメールになります。ウェルカムメールは定期購読確認メールだったり、あるいは購入直後のメールの場合もあります。

ウェルカムメールは新しいお客様とのコミュニケーションの基礎となるものです。商品を購入する、メルマガを購読するなどお客様によって異なりますが、誰もが一度は目にするもので、今後に影響を与える第一印象を決めるものです。

厳選!ウェルカムメール12の実例

ここでは大小さまざまな企業のウェルカムメールを12例集めてみました。あなたのビジネスに生かせるものがあるか見ていきましょう。使えると思ったものはメモしてくださいね。

1 Huckberry
2 Ann Taylor
3 Ralph Lauren
4 ModCloth
5 IKEA
6 Flower Fix
7 Find Me A Gift
8 Allbirds
9 MVMT
10 mahabis
11 Away
12 Lush

1. Huckberry

Huckberryが他と違っているのには2つ理由があります。一つはよくデザインされたストアがあること、もう一つはメールマーケティングに努力を惜しんでいないことです。Huckberryにとってメールはとても大切で、限定商品のお知らせに使われています。

Huckberryのウェルカムメールでは、自分たちのコミュニティに関する情報をシェアしたり、商品プロモーションや面白いコンテンツを盛り込んでいます。

2. Ann Taylor

Ann Taylorのウェルカムメールには特筆すべき点がいくつもあります。まずメールの件名「あなただけの限定ウェルカムギフト」はお客様に特別感を与えますし、次回の購入に使える25ドル引きクーポンも購買意欲をそそります。

3. Ralph Lauren

高級ファッションブランドであるRalph Laurenは、登録してくれた読者にちょっとした感謝のしるしを表すこんなメッセージを送っています。それは「リストに登録されました」と「限定オファー」です。どちらもオーディエンスの心に響く言葉です。Ralph Laurenでは次回の注文で使える10%オフ特別割引も用意しています。

4. ModCloth

ModClothではウェルカムメールを使って、自社の紹介やModClothでショッピングすることのメリットを説明したり、プロモーションコードを提供しています。ではModClothはお客様の負担を減らしつつ、どうやって競争に勝ち抜いているのでしょうか。それは「優待制度とスタイリストとのフィットコンサルティング」と「送料・返品無料」です。他にも「女性による、女性のための」というコピーで特定のオーディエンスに向けて発信しています。

5. IKEA

IKEAのウェルカムメールは、最新のブログ記事やカタログの新商品をシェアしたり、登録の際に入力した郵便番号から一番最寄りのお店を教えてくれます。IKEAの認知度はかの有名なドーナツチェーンほどありませんから、最寄りのお店がどこにあるか分かると助かります。またウェルカムメールはIKEAメンバー登録も案内しています。

6. Flower Fix

Flower Fixではもう少し個人的なアプローチを採っており、Monica Starrさんから直接サイン入りでメールが届きます。またFlower Fixではメルマガ読者に対し、ワークショップで使える10%オフクーポンを発行しています。Flower Fixはこのクーポンで、Eコマースと実際の店舗の垣根を取り去ろうとしています。

7. Find Me A Gift

Find Me A Giftでは、もっと個性的で、面白い画像と遊びごごろのある言葉を使ったウェルカムメールを送っています。これはブランドの中身をそのまま表しており、ブランドが使うフレーズ「もうプレゼント探しに迷わない!」を体現しています。

8. Allbirds

Allbirdsはその個性的なブランドとメッセージで知られており、ウェルカムメールもまた同様です。ウェルカムメールの件名には「群れにようこそ」とあり、GIFアニメを使い、カラフルな内容となっており、一味違ったウェルカムメールとなっています。

9. MVMT

MVMTはただの腕時計ブランドではありません。MVMTはウェルカムメールを使って新メンバーにもっとMVMTコミュニティとつながるように促しています。ブランドや商品の高級感を優れた写真技術で表現しており、厳選されたユーザー作成コンテンツによってMVMTコミュニティへと招待してくれます。

10. mahabis

mahabisは「スリッパを改革する」ことを目指しており、ウェルカムメールを使って商品紹介をしています。商品の長所を紹介したのち、最初の購入に使える10%オフのプロモーションコードを提供しています。

11. Away

Awayではその商品である旅行カバンを使って業界に革命を起こしています。Awayブランド自体の紹介は必要ないかもしれませんが、ウェルカムメールで企業理念や旅行にかける情熱を語っています。

それから次のような語り口で商品紹介をしています。

12. Lush

Lushでは高品質な画像やカルーセル画像を使って商品紹介をしています。件名には「あなたも私たちの大切なメンバーの仲間入りです」とあり、ハートマークの絵文字が付いています。ハートマークはLushの飾らない、フレンドリーで親しみやすさを表しています。

使えるウェルカムメールを書くために

Omnisendのデータによると、ウェルカムメールが開封される確率は平均45%である一方で、プロモーションメールの開封率は平均18%となっています。また連続メールは確かに1通だけのメールよりも効果的ですが、一番最初のメール以降はどうしてもエンゲージメントが下がってしまいます。

ウェルカムメールを書く時、または最初のメールを書く時に気を付けたい点をいくつかご紹介します。

1 価値を前面に押し出す
お客様にインパクトのある第一印象を与えようという時に、プロモーション情報であふれてしまうのは避けたいものです。また、あなたの方から先に「価値を差し出す」ことが必要です。割引、ちょっとしたコツなど、お客様に向けた情報などには価値があり、しかも購入を促す効果もあります。

2 メッセージをカスタマイズする
昔と比べて、今日のメールマーケティングツールはよりターゲットを絞ったメールが送れます。またLifecycle Marketingによると、カスタマイズされた件名のメールの開封率は50%高く、クリックして開封する率は58%も高くなっています。

3 ウェルカムメールはすぐ送る
例えば、次回の購入で使える10%オフコードでメルマガ購読をプロモーションしたとします。ですが、お客様がいざ購入しようとしてもコードが届いていなかったらどうでしょう?せっかくの販売チャンスをみすみす逃してしまうことになります。

4 メルマガ読者に迷惑メールフィルターを外してもらう
時々、マーケティングメールをごみ箱に振り分けるように設定しているお客様がいます。そこでお客様には迷惑メール設定を見直してもらい、確実にあなたのメールが届くようにしてもらいましょう。

5 分かりやすい見通しを立てる
メルマガ読者には常に違った嗜好を楽しんでもらいましょう。読者にはどんな内容のコンテンツをどれぐらいの頻度で送るかお知らせします。そして読者には何を求めてこのメルマガを購読することになったのか思い出してもらうのです。

6 行動喚起要素(CTA)を明確にする
ウェルカムメールを受け取ったお客様にどんなことをしてもらいたいですか?プロモーションコードを使って購入に進んでほしいですか?それとも企業紹介ページに行ってもっと自分たちのことを知ってもらいたいですか?次のステップが何であれ、あまりたくさんのCTAを入れず、分かりやすいものにしましょう。

7 ハイクオリティで魅力的な画像
商品写真であれ、イラストであれ、ウェルカムメールの見た目は目立つものでなければなりません。

8 モバイルユーザーも忘れずに
見た目にこだわったウェルカムメールを作るのも大切ですが、どのデバイスでも利用できるようにすることが必要です。Litmusによる2017年メールクライアント・マーケットシェアによるとメール開封率のトップはモバイルアカウントで47%、次いでウェブメールの36%、デスクトップは17%にとどまりました。

9 メール件名に注目する
例えば「メルマガ購読手続きが終了しました」とか「メーリングリストにようこそ!」と言った普通の件名ではインパクトがありません。どんな件名にしたらいいか分からないときは、A/Bテストをしてみましょう。どちらがより開封率やクリック率が高いかチェックしましょう。

最初のメールの組み立て方

上で取り上げたウェルカムメールにはあまり文字がありませんでしたよね?段落もありませんんし、ほとんどが見た目とプロモーションがセットになっていました。

メールデザインに投資しなくても人の心を動かすものは作れます。例えば写真編集ツールはどうでしょう。GIMPCanvaなどのソフトを使って大きく「Welcome」の文字をメインの画像の上に張り付けたり、バナーにするのもいいですね。あるいは、コラージュツールのPicMonkeyを使えば全商品の写真をまとめて、一つのコラージュにすることもできます。

また上の実例で取り上げたメールは3つのテーマに分けることができます。

1 ビジネスストーリーを伝えてブランドとコミュニケーションをはかるもの
ブランドに人間味を出したストーリーを展開します。こうして買い手にブランドの裏側を見せることも有効です。

2 商品を展示している
結局のところ、どのオンラインストアのゴールは商品を販売することです。そのためには人気商品にスポットライトを当てることです。メルマガ読者は全ての商品ラインナップを知っているわけではないのです。

3 再訪問してもらうための特別プロモーション
まずあなたからお客様に価値を提供します。そうすると、お客様はブランドを信頼し、また戻ってきてくれるようになるものです。

使えるメールにするためのアプリ6選

Shopify App Storeではあなたのストアに必要なあらゆるアプリを用意しており、メールマーケティングはぜひとも押さえておきたい所です。

ここでは、メールリストに登録してくれた人に送る自動作成メール用のアプリを取り揃えました。アプリの中身を確かめ、あなたのストアにどう活用できるかチェックしてみてください。

1 Spently
2 Klaviyo
3 Constant Contact
4 GetResponse

こうしたアプリは簡単に利用でき、優れたメール作りに一役買ってくれます。

ウェルカムメールから始めよう

ウェルカムメールとはお客様に届く一番初めのメールになります。ですから存在感を出して、この機会を最大限に生かさなければなりません。

ウェルカムメールは重要ですが、これから長く続くお客様との関係の始まりにすぎません。話すトーンを決めて、心に響く言葉を選び、お客様や読者に来店してもらうきっかけとなるようにします。それが出来たら、中身のあるコンテンツを継続して送り続るのです。そうすればきっと読者に満足してもらえます。

この記事は、Shopify公式サイトブログの記事を翻訳しております。