「EZ Exporter」でデータのエクスポートを簡単にしよう！

Shopifyには商品データや顧客データをCSVでエクスポートする機能が予め備わっています。しかし、ShopifyのデフォルトではCSVのデータの項目が決められているので、編集しないデータまでエクスポートしているとデータ量がかさんで余計な時間がかかってしまいます。
また、CSVではなくExcelなどの別の形式のデータの方が馴染んで扱いやすいという方もいるでしょう。
今回は必要なデータを指定してエクスポートすることのできるアプリ「EZ Exporter ‑ Data Exports」をご紹介します。

「EZ Exporter ‑ Data Exports」とは

アプリストア

「EZ Exporter ‑ Data Exports」はShopifyの商品情報や顧客情報、注文情報などのデータから必要な項目を選択してCSVやExcel、テキストなどの形式でエクスポートすることのできるアプリです。
テンプレートも用意されているので、必要に合わせて簡単にデータを作成することができます。

アプリのプラン

Standardプランは月額$29.95で利用できるプランです。
このプランで利用できるテンプレートは10種類です。
一番この安いプランでも、15分ごと、1時間ごと、1日ごと、1週間ごと、1ヶ月ごとと、期間を指定して定期的にデータをエクスポートすることができます。
StandardプランではEメール、FTP、SFTP、Dropbox、Googleドライブを介してデータをエクスポートすることが可能です。

Professionalプランは月額$49.95で利用できるプランです。
このプランで利用できるテンプレートは25種類です。
このプランではGoogleシートやAmazon S3(AWS)を介してデータがエクスポートできるようになります。
また、エクスポート履歴を60日間残しておくことができます。

Premiumプランは月額$99.95で利用できるプランです。
このプランで利用できるテンプレートは50種類です。
容量の大きいデータの場合もこのプランであれば安心してエクスポートできます。
また、エクスポート履歴を90日間残しておくことができます。

EZ Exporter ‑ Data Exportsには7日間の無料トライアル期間があります。

EZ Exporter ‑ Data Exportsの操作方法

EZ ExporterはShopifyの管理画面とは別のタブで開かれます。
アプリをインストールすると、プラン選択画面が表示されます。この画面でプランによってできることが確認できます。
利用するプランの「Activate」ボタンをクリックしてアプリの利用を開始します。
ここではProfessionalプランを選択します。

Export Profiles

「Export Profiles」ではエクスポートするデータを作成できます。
また、エクスポート履歴はここに表示されます。

「Add a Data Settings」のいずれかをクリックすると、エクスポートするデータ項目の設定ができます。サイドバーの「Data Settings」でも同じことができます。
「Use a Templates」のボタンをクリックすると、使いたいテンプレートを探して利用することができます。サイドバーの「Templates」でも同じことができます。

「Create Export Profile」というボタンをクリックすると、データの形式や送信先、スケジュールの設定ができます。

Data Settings

「Data Settings」ではエクスポートするデータ項目の設定ができます。
「Create Data Settings」のボタンをクリックしたら、コレクション、顧客、下書き注文、注文、商品の中からエクスポートするデータを選択します。
ここでは商品(Product)を選択します。

次の画面でエクスポートする商品データに含む項目を設定できます。商品以外のデータを設定する場合も似たような画面になっています。

日付の形式や順序、フィルターの設定はそれぞれのドロップダウンメニューから選択してください。
一番下の「Fields」でエクスポートするデータに含む項目にチェックを入れます。
任意ですが、カスタムフィールドや集計用のフィールドの設定もできます。

Templates

「Templates」ではテンプレートを探して利用することができます。
目的に合わせてテンプレートを使うことで、必要なデータを簡単にエクスポートすることができます。

使いたいテンプレートの「Use Template」ボタンをクリックするだけで「Export Profiles」に追加されます。

右のボタンでエクスポートの実行、ブラウザでファイルをダウンロード、編集、複製、削除ができます。
テンプレートも編集できるので、本当に必要なデータのみエクスポートすることが可能です。

Integrations

「Integrations」ではGoogleやAmazon S3(AWS)との接続設定ができます。

データのエクスポートができるアプリ

EZ Exporter ‑ Data Exports以外にもShopifyではデータをエクスポートする際に便利なアプリがあるので、ここで軽く紹介します。

Excelify

アプリストア

「Excelify」はDemoプランでは無料、Basicプランでは月額$20、Bigプランでは月額$50、Enterpriseプランでは月額$200で利用できます。
商品情報や顧客情報、コレクション情報などあらゆるデータの必要な項目を選択して、インポートやエクスポートを行うことができます。
CSVだけでなくExcel形式のデータを扱うことが可能です。

購買データエクスポート .amp

アプリストア

「購買データエクスポート .amp」はFreeプランでは無料、Advancedプランでは月額$98で利用できます。
「配送日時指定」などを開発した日本の会社が開発したアプリなので、理解しやすい日本語の画面で操作でき、日本語でのサポートを受けることもできます。
購買データエクスポート .ampではよく利用するデータの項目を保存することができます。
配送日時指定のアプリを使っているのであれば、そちらの情報も連携して配送日時などの情報をエクスポートすることもできます。

「配送日時指定」について紹介した記事はこちら！

EZ Exporterを使ってデータを簡単にエクスポートしよう

Shopifyで多くのデータを抱えている場合、デフォルトの方法でエクスポートしようとすると、余計なデータも含まれてしまうので時間がかかります。
そこでアプリを使うことで、必要なデータだけを選択してエクスポートすることができます。
特にEZ Exporter ‑ Data Exportsであればデータの形式も細かく指定できるので、自分が利用しやすい形でデータを取り扱うことができます。

このアプリを使ってデータをエクスポートする時間や手間を節約することで、ECサイトの運営コスト削減にも繋がります。