「Shopifyに質問」にようこそ。このシリーズではオーナーさんからのリアルな質問にお答えします。

今回の質問内容

Question:
お店のデザインですが、最初から自分で考えるべきですか?それともプロにお願いするべきでしょうか?ウェブデベロッパーに相談してみても中々コンセプトを分かってもらえず、かといって自分で作るのも不安です。このような場合どうすれば良いでしょうか?

Answer:
オンラインストアを作るならプロにお願いするのが1番だと思ってしまいますよね。しかし、自分の頭の中にあるものを他の人に伝えたり、一緒に作り上げたり、というのはまた別の話です。特に、ウェブサイトがどうやって出来ているかその仕組みが分かっていなかったり、専門用語が分からなかったりする場合は尚更です。

オンラインストアを開設する方法に正解というのはありませんが、たくさんのオーナーさんがプロのウェブデベロッパーにお願いしているということを考慮すると、「ビジョンを実現する自信がない」、「自力で開設するのは不安」などという理由から躊躇ってしまっている方が多いのかもしれません。

そんなあなたの疑問にお答えします。今回は自分たちでオンラインストアを開設したお二人にお話を聞いてきました。ぜひ参考にしてください!

Victory Omotayoさん
Her Crown Collectionを開設。ヘアーエクステンションを販売。

Kiersten Hanlyさん
Scrub Inspiredを共同開設。天然素材のフェイス・ボディスクラブを販売。

お二人はShopifyマーチャントで、昼間はShopifyで働いています。ですが、デザイナーでもデベロッパーでもありません。二人ともあなたと同じで、オンラインストアを開設したことがありませんでした。

ではここで二人がどうやって開店までこぎつけたか、学んだこと、皆さんに伝えたいことをご紹介します。

自分でオンラインストアを作ることはできる!

二人は、”ウェブサイトを作ったことがない、ましてやオンラインストアなんか作ったことがないという全くのビギナーでも大丈夫!”と言います。

「パートナーはビジネスとマーケティングの経験、そして私は演劇の学位だけ。二人ともテクノロジーに関しては全くの素人だったの。でもリソースだけはあったから、それで何でも出来たわ。」と話すのはScrub Inspired のKierstenさん。

Kiersten さんの言うリソースとはGoogleサーチやフォーラム、ヘルプなど、手に入るものは何でも使いました。とにかく自分たちだけで何でもやってみようと頑張りました。中でもShopifyのサポートチームのチャットには大助かり。おかげで疑問が解決できたそうです。

自力でウェブサイトを構築するには、やっぱり勉強が必要。Googleサーチや親切なShopifyエキスパートでもいいのですが、Her Crown CollectionのVictory Omotayoさんは、お店の仕組みの基本を学んだことが役に立ったと考えています。

「私はいつも言ってるの。『まず自分でやってみるべき』ってね。プロは何でも分かっているから、プロにお願いすると安心。だけど少しでも自分でやらなくちゃ。プロと一緒に協力すると自分の希望を分かってもらえるようになるわ。それにいずれ変更があったときお願いしなきゃいけないし。例えば、製品の変え方が分からなかったら毎回デベロッパーに電話しなくちゃならないもの。」とVictoryさん。

最後まで自力で開設するにしても、いずれプロにお願いするにしても、お店の仕組みの基本が分かるということは、小さなビジネスにとっては◎ですね。

正しいテーマを選ぶことが重要

最近では、「自力でオンラインストアの開設する」=「自分でプログラミングを学んで、プログラミング言語を操る」ということではありません。その代わり、最初はテーマを選ぶことから始まります。もしかしたらテーマ選びは最大の難関かもしれません。

「Her Crown Collectionを作るとき、無料版から有料版までいつもテーマ探しをしていたわ。それである日これだ!と閃いて、そのテーマを購入したの。あまりにも素敵だったから毎日色を変えたり遊んでいたの。そうやってここまで来たのよ。」とVictoryさん。

とはいえテーマ探しには試行錯誤が付きもの。Scrub Inspiredもウェブサイトの変更はもうこれで3度目です。Kierstenさんも、Scrub Inspiredにピッタリと思えるテーマに出会えたのは2度目のことでした。

「2度目のテーマ探しをしていた時、Shopifyの中で一番シンプルなもの、ベーシックで飽きがこないものを選んだの。それが『Minimal』。Minimalを選んだ理由は、Shopifyのテーマだったし、Shopifyでアップデートがあればそのテーマもアップデートされるし。それに何にでも自由に変えられると思ったからよ。」

KierstenさんやScrub Inspiredのように自由度を重視するなら、気になるテーマを見つけて、実際のビジネスでテーマがどのように使われているのかを見てみるのをお勧めします。

「『Minimal』を使っている他のサイトを探してみたの。いかにもテーマを使ってます!という感じのサイトもあったけど、テンプレだと分からないサイトがほとんどだったの。私たちの理想は何と言ってもブランドが目立つシンプルなテーマ!」

テーマごとに実際のお店を紹介しているページもあります。例えばMinimalの例はこんな感じです。

コメントにはお店のリンクが貼ってあったりするので、Kierstenさんはユーザーからのコメントも読むようにと言います。Americat Companyのコメントの例はこちら。

 

ストアの魅力を引き出すものとは

ここまではテーマ選びやプロを雇うかどうかについてお話しました。なのでこの2点がストアの成功のカギだと思ってしまうかもしれません。でもちょっと待って!eコマースの世界では写真の効果は絶大です。写真の出来によってはストアが成功したり、あるいは残念ながら失敗に終わることもあります。

製品の写真だったり、あるいはホームページの写真だったり、写真ほどインパクトのあるものはありません。

Victoryさんは「多くの人が勘違いしているなと感じるのは『凄いサイトを作ればいいのよね。じゃあデベロッパーが何とかしてくれるわ。』と思っていること。忘れてはいけないのは写真は本当に大切だってこと。デベロッパーにお願いするにしても、写真がダメならもうどうにもならないの。何はともあれ写真が命。」言います。

疑うならVictoryさんがやったことを真似してみて。自分が本当に好きなページのデザインをよく見ること。特に自分の専門分野のページは念入りに。

「Her Crown Collectionを始めたころは、Luxy Hairというサイトを見てなんて綺麗なんだろうって思ったわ。写真が素敵でレイアウトも素晴らしいの。それで思ったの。『見てなさい。私もスタジオに行ってテーマにぴったりの写真を撮るんだから。』って。」

プロにお願いする時期を見極める

自力で開設すると決めたとしても、ずっと一人で頑張る必要はありません。本当はその逆。これまでずっと節約してきたのだから、ある分野にはプロを雇ってみることもできるのではないでしょうか?

Victoryさんがウェブサイトの写真をプロにお願いできたのも、そしてScrub Inspiredがリブランドしたい時にデザイナーにお願いできたのもまさにこのケースです。

「ビジネスが不調だった時、リブランドを考えたの。製品がどう見えているか、誰に売り込んでいるのかが知りたかった。視覚で伝えるためにはそういった情報が必要だった。」とKierstenさんは言います。

「その時初めてデザイナーと話をしたの。全ブランドガイドを作ることは、ウェブサイトを作り込むこと。どの色にフォーカスするべきか、ターゲット層、どうやったら買い手がこのサイトにたどり着くのか。全部クリアになったわ。」

まだプロに何をお願いしたいか分からない場合は、焦らないで。タイミングが合えば、自力で開設した経験がデザイナーやデベロッパーと協力する時に役に立ちます。

タイミングが合えば、自力で開設した経験がデザイナーやデベロッパーと協力する時に役に立ちます

 

お店の実績が手に入ったら、ブランドに対するアイデア、ターゲット層について考えなおす時期が来ます。そうすると、本当の希望や変更したい箇所が見えてきます。その代わりプロはこれまでのお店の実績を見て、自分たちのノウハウからプロジェクトの修正が可能になります。

完璧を目指すより、とりあえずやってみる

自分のオンラインストアがブランド・製品・ビジョン通りになれば完璧。でもこれはビジネス。まだ枠組みが出来ただけです。

つまり(頭の中にある完璧なお店では)実在していない限り、受注したり、フィードバックをもらったり、改善したりは出来ないのです。

実在していない限り、フィードバックをもらったり、改善したりは出来ないのです

 

「お店のデザインをする時、多くの人が『完璧にやる、じゃなきゃ何もやらない』という二択で考えているの。私たちの考えは全く正反対。『とりあえずやってみる。80%でも全くやらないよりはましだもの』」とKierstenさん。

「結局2人で協力してウェブサイトを完成させたの。背景はおばあちゃんの派手な家具。開設できた時は本当にうれしかった。ウェブサイトのおかげでたくさんの人に見てもらえて、大ヒットして、300アイテムも売れたのよ。」

もしあなたがサイトの立ち上げをしているなら、覚えておいてくださいね。一旦出来上がってしまえば、いつでも変更可能だということに。大きな変更もできますし、リブランドも可能。予算が合えばプロと協力してリデザインすることも可能なんです。

大きなストア改革を経験してきた一人として、Kierstenさんは最後にこんなアドバイスをくれました。

「皆さんに伝えたい、あなたにも出来る」

 

皆さんに伝えたいのは、あなたにも出来るということ。時には立ち止まって、一旦離れてみたり、友達に相談してみたり、サポートを頼ったり、周りに助けてもらえばいいと思うの。いつだって実現可能よ。ただそのための労力は必要。時にはあなたのビジネス、あなたの人生までかかってるからそのプレッシャーは計り知れないわ。だけどあなたにも出来るの。」

この記事は、Shopify公式サイトブログの記事を翻訳しております。