今日のレシピ
世界シェアNo.1のレンタル型通販カートシステム
これからネット通販を始めたいなら、世界60万店舗以上で使用されているレンタル型通販カートシステム、Shopifyがおすすめです。
カナダ発のサービスで、世界では通販サイトを作る際の代表的な選択肢となっています。日本には2017年に本格参入しました。通販サイト専門システムのため通販サイト構築に必要な機能が揃っています。また、英語はもちろん多言語多通貨にも対応しており、トレンドの海外をマーケットに取り入れた「越境EC」ならShopifyと言われています。
その注目度は、日本国内で2018年にShopifyを使用したストアの数が前年比100%増だったことからも見て取れ、さらなる成長が期待されています。
他のECサイト構築方法との違い
Shopifyはレンタル型通販カートシステムという仕組みです。仕組みをレンタルして通販サイトを作成するため、面倒なサーバー管理が不要という大きなメリットがあります。
通販サイトを制作する際には、Shopifyのようなレンタル型カートシステムの他に、自社で0からシステムを開発するスクラッチ開発、無料ソフトをカスタマイズしてサービスを実現するオープンソース型開発、ネット通販モールに組み込む形でサービスをレンタルするモール型サービスがあります。
Shopifyはレンタル型カートシステム
レンタル型カートシステムは、SaaS型システムとも呼ばれます。SaaS型システムはGmailやFacebook、Instagram、クラウド会計など、会社やユーザー毎に専用のシステムを作らずに、共用システムを作り、サーヒビスを使うサービス形態を指します。
家に例えると分譲マンションのようなイメージです。
0からの開発よりは安価で、複数向けで作成されているのでクオリティが高く安定しています。個別にカスタマイズもでき、サーバー管理の手間がかからないというメリットがあります。ただし、ある程度出来ているものを使用するために柔軟性や拡張性が低く、移行に手間がかかるなどのデメリットが挙げられます。
楽天やモールとの違い
日本でネット通販といえば楽天市場やAmazonが身近です。これらは「モール型」の通販カートシステムで、すでに有名な商店街にテナント料を払って出店するという仕組みです。
モール型の最大のメリットは、ネット通販において最も重要な集客をモール側が代行してくれる点です。もちろんサーバー管理も代行してもらえます。
人通りもまばらな場所にぽつんとお店を開くとすると、お客さんに来てもらうためには、駅前にチラシを配りに行ったりポスターを作ったりポスティングしたりと様々な集客努力が必要になります。
モール型の場合、この商店街はたくさんの人が利用していて色々な商品が買えると信頼があるので、目的のお店のついでに覗いてくれるお客さんがいるかもしれませんし、この商店街のお店なら良いお店のはずと、お客さんが興味を持ってくれるかもしれません。商店街にこんなお店がオープンしましたと、運営側が宣伝してくれたり、商店街主催のキャンペーンに参加出来たりもします。開店の時点ですでにある程度の信頼を得られ、集客も代行してもらえるモール型は大変人気がありまずが、その分テナント料や商店会費のような、諸経費が高いデメリットが挙げられます。
EC-CUBEやMagento、woo commerceとの違い
EC-CUBEやMagentoなどは「オープンソース型」の通販カートシステムです。オープンソースといえばWordPressが有名ですが、最大のメリットは無料でサイトを作ることが出来、様々な機能を専門知識がなくても簡単に追加できる手軽さです。ネット通販構築システムにおいてもオープンソースはWordPress同様、無料で使用でき、カスタム性に富んでいます。
EC-CUBEは日本開発のサービスのため機能や操作面が日本人にとって扱いやすく人気を集めています。Magentoはアメリカ発のサービスのためShopify同様越境ECに向いています。woo commerceは先述のWordPressに通販機能を持たせるプラグインで、インストール後すぐに本格的な通販サイトが開設可能です。
これらオープンソース型はその手軽さゆえに、インターネットの知識がない方でも始められます。ですが、あくまで始めるのが簡単なのであって、高いカスタマイズ性を求める場合はやはり専門知識が必要になります。また、機能が追加できるのがメリットですが、必要な機能を都度追加していくと費用もかさむ場合があります。オープンソースの開放性はセキュリティ面でも懸念が残ります。
完全カスタマイズのスクラッチ
0から開発するスクラッチは、あなたのお店だけのデザイン、あなたのお店だけの機能を揃えることが可能ですが、その分開発に時間と費用がかかります。また、かなり専門的な知識も必要となります。
とにかくコスパが良いのがShopify
4つのシステムにはそれぞれメリットがある中で、何故Shopifyが人気なのでしょうか?
まず、気軽に始められてコストがかからないというレンタル型のメリットがあります。
次に、Shopifyアプリというほぼ初期費用がかからない拡張機能が提供されており、通販サイト運営に想定される機能のほとんどの機能を網羅している点があります。
そして、マルチチャネル(複数構成販路)に対応をしており、自社サイトを中心にモール等にも簡単に出店する機能も持っています。
Shopifyには2,000を超える追加機能が揃っており、「欲しい」と思われる機能の多くが既に作られており、要望のさらに上を行く機能や構成が見つかることも多々あります。
つまりレンタル型の「小さく始められる」メリットを持ちながら、オープンソース型のような「大きく育てる力」と、モール型の「強い販路作り」、スクラッチ型の「高いカスタマイズ性」という、全構成のいいところ取りをしているため、爆発的な人気で広がっているのです。
シェフ
Shopifyのメリット
優れたデザインのテーマ
Shopifyにはテーマと呼ばれる洗練されたデザインのテンプレートが豊富にあり、これらをベースデザインに用いることで制作のコストを減らすことが可能です。Shopify公式テーマのデザインは、通販サービス開設のプロフェッショナルが手がけたクオリティの高いデザインばかりです。無料で使えるテーマも、無料とは感じさせないクオリティです。Shopifyに優れたテーマを作ったと認められた企業が作成したテーマを使用することも可能です。
Shopify公式テーマは有料無料合わせて70以上ものテーマが揃っており、日々更に追加されています。公式以外でも、有名なテーマサイトtheme forest、templatemonsterにも取り扱いがあり、すべて合わせると2019年10月現在、なんと2,000以上のテーマが存在しています。テーマをそのまま使うことも、店舗に合わせて部分的にカスタマイズすることも出来ます。もちろん独自テーマを使用することも可能です。
豊富なアプリで機能を追加
Shopify本体には、通販サービスに必要な決済や顧客管理、クーポン機能などの基本的な機能が備わっています。ですが通販サイトはサイトを作っただけでは売上は上がりません。作ったサイトを多くの人に見てもらうために、検索されやすいよう対策が必要です。
サイトを訪問してくれたお客様が購入のきっかけにしやすいよう過去購入者の口コミなども必要でしょう。実際に購入されたとしても、送り状の印刷や領収書の発行・配送業者との連携など、サイトに訪問してもらい購入してもらい実際に手にとってもらうまでには様々な機能が必要になります。Shopifyなら、通販のプロが開発した2,000を超える専門機能をアプリで追加できるので、その都度必要な機能だけ追加できるから、開発コストを最小限に抑えることができます。
現在注目されている海外向け通販サイト越境ECには言語・通貨・決済・配送の4つの壁があると言われていますが、Shopifyのアプリなら全てに対応が可能です。
商品在庫を持たずに通販サイトを運営できる低リスクのドロップシッピングも、有名ドロップシッピングサービスであるObelroを傘下に持っているShopifyなら、非常に簡単に始めることが出来ます。
運営・運用コストを削減
サイトの運営で面倒なのがサーバー管理。Shopifyはサーバー管理不要のレンタルサービスなので、毎月のサーバー費用も管理保守の手間もかかりません。
無料で使えるデザインテンプレートやアプリもあり、使用料もビジネスの規模や目的に応じて選べる3つのプランがあります。はじめから様々な機能が揃っているシステムは便利でもあり手間もかかりますが、Shopifyは必要であればその都度必要なものだけ追加できるので余分なコストも掛かりません。
条件:月次売上100万円
決済:Shopifyペイメントを使ったクレジット決済のみ
初期費用:無料
有料テーマ購入:$180(19800円)
Shopifyベーシックプラン
$29 × 12ヶ月 = $348(38280円)
Shopifyペイメント費用
100万円の3.4% = 34,000円
1年分 = 34,000円 × 12ヶ月 = 408,000円
合計:466,080円
売上からの比率:3.8%!
国内のモール等の場合、初期費用が30万円〜、月次の売上比率が7%程度と言われているので、驚異の数字です。
SNS連携で販路拡大
ネット通販において集客と同じくらい重要で難しいのが販路拡大。Shopifyならアプリを使えばFacebookやInstagramなど国内でもよく利用されているSNSを販売チャネルに追加することが可能です。
Facebookページに商品を表示し販売することが出来ます。Facebook広告で、ターゲットの年齢やエリア・興味などを明確にしておけば購入してもらえる確率もぐんと上がります。
Facebook Messengerでお客様と直接コミュニケーションを取りながら購入してもらうことも可能です。購入後もやり取りできるから配送状況の確認もしやすく、配送中の商品紛失の不安なども与えずに済みます。
Instagramは2019年3月時点で月間アクティブユーザー数3,300万人(https://ja.newsroom.fb.com/news/2019/06/japan_maaupdate-2/)の人気SNSです。一度はなんとなく投稿写真を眺めたことがあるのではないでしょうか。InstagramとShopifyを連携しておけば、お客様は、なんとなく見ていた写真で「いいな」と思った商品をその写真をタップするだけで購入することが出来ます。
タグの付け方によっては国内だけでなく、世界中のInstagramユーザーにアプローチすることが可能です。
有名インスタグラマー・インフルエンサーに購入し紹介してもらえれば、広告料なしでPRしてもらえる可能性もあります。
既存のブログにカートボタンを設置し連携することも、Amazon・eBayとも連携可能です。全て連携させれば本サイトの他にいくつもの販売チャネルを持つことが出来ます。
使いやすい管理画面で一元管理
本サイト以外に窓口を増やすと、管理が煩雑になりがちですが、Shopifyなら心配いりません。
各販売チャネルは、在庫と注文状況がShopifyと同期されるので、Shopify管理画面上ですべての販売チャネルからの製品や注文、顧客を一元管理することができます。
また、Shopify POSという機能を使えば、実店舗のPOSとShopifyの在庫状況・売上を連携することが出来ます。iOSとAndroidから使うことができるので、ポップアップショップを開催するときや実店舗を既に持っている場合とても便利です。
管理画面は常にシンプルで使いやすい仕様になっています。テンプレートのデザイン変更も、ボタン一つでできるものも多いので専門知識がない方でも作業できる部分が多いのも扱いやすいです。
シェフ
Shopifyのデメリット
レンタルサービスのため、制限がある
アプリにより自由度はかなり高いものの、通販機能をレンタルするため、独自開発に比べて出来ないこともあります。
日本語対応が完全ではない
元々カナダのサービスで、日本参入も2017年からなので、日本語対応しきれていない部分も。参入以後急ピッチで日本語対応が進んだため、現在は管理画面やヘルプページで困ることは基本的にはありません。ですがテーマやアプリなどはまだまだ英語が主流のため、「これいいな使いたいな」と思っても、英語表記しかない、といったことは多くあります。
サポートがまだ弱い
大手通販サイトではわからないことがあったらすぐにチャットで質問できたりしますよね。大手でなくとも、問い合わせしたら基本的にすぐに対応してもらえるのが当たり前となっています。ですがShopifyはまだそこまでのサポート体制は出来ていません。
特にテーマやアプリなど、Shopify本体以外の質問は、対応に時間がかかることもあるようです。
HTMLなど専門知識が必要
Shopifyには豊富なテーマとアプリがあり、誰でも使いやすいことが大きなメリットですが、それらを使いこなすにはやはり専門知識が必要です。基本的な操作は管理画面がシンプルでわかりやすいため簡単ですが、まったく知識がない方が操作していくとサイトが重くなってしまったり、アプリを追加しすぎてしまったりします。また、実店舗と違って手にとれないぶん商品写真やサイトのデザイン・雰囲気が非常に重要です。商品が映えるデザイン・買いたいと思わせる文字の大きさや色・商品説明など、やはりプロの知識が必要でしょう。
国内向けシステムが弱かったが・・・?
日本の通販サイトと言えば、ポイントシステムと代引きです。カナダ発のサービスであるShopifyはこの2つにおいて国内サービスより弱いと言われていました。ですが2018年にAdvanced Cash on Deliveryという、代引き決済が設定できるアプリがリリースされました。また、2019年にはポイントアプリ・EasyPointsという、ポイントとクーポンを設定できるアプリが続けてリリースされました。この対応のスピーディーさも、Shopifyを使う大きなメリットです。
無料で使えるのは14日だけ
Shopifyの無料お試し期間は14日。15日目からはいずれかの料金プランに契約する必要があり、最低29ドル月額費用が発生します。また、14日以内であっても、サイトをインターネット上に公開した時点で、料金が発生してしまいます。
例えば国内サービスのBASEやSTORESなら、初期費用・月額費用0円で、有料レーマやアプリを使用したとき以外費用が発生しません。
ですがShopifyの無料お試し期間を延長する裏技(後述)を使えば、賢くお得にShpifyを使うことが出来ます。
Shopifyの料金プラン
どのプランも登録商品数無制限で、基本的なShopifyの通販機能は全て使用できます。
各プランの大きな差は販売手数料とスタッフアカウント数!
まずはベーシックプラン
・月額:29ドル
・スタッフアカウント数:2
・日本のオンラインクレジットカード料金:3.4% + 0円
・海外/AMEXのオンラインクレジットカード手数料:3.9% + 0円
・Shopifyペイメント以外の決済サービスを使用する場合の追加料金:2.0%
チームで取り組むならスタンダードプラン
・月額:79ドル
・スタッフアカウント数:5
・日本のオンラインクレジットカード料金:3.3% + 0円
・海外/AMEXのオンラインクレジットカード手数料:3.85% + 0円
・Shopifyペイメント以外の決済サービスを使用する場合の追加料金:1.0%
マーケティングも力を入れるならプレミアムプラン
・月額:299ドル
・スタッフアカウント数:15
・日本のオンラインクレジットカード料金:3.25% + 0円
・海外/AMEXのオンラインクレジットカード手数料:3.8% + 0円
・Shopifyペイメント以外の決済サービスを使用する場合の追加料金:0.5%
実はこんなプランもあります
既存ブログへのカート設置とMessenger機能ならライトプラン(9ドル)
大型通販サイトならShopifyPlus(2,000ドル〜)
あなたのShopifyおすすめ度は?
・どうせやるなら海外も視野に入れたい方
・大規模ECサイトを作りたい方
・Webやマーケティングの経験がある方
・開設後も使いやすく改善し続けたい方
・使いやすい機能を色々試してみたい方
・オリジナリティが欲しい方
いくつあてはまりましたか?
シェフ
どんなサイトがShopifyで作られてる?
ここまでShopifについてご説明してきましたが、実際にShopifyでどんなサイトが作られているのでしょうか?国内向けサイトと、海外向けサイトそれぞれご紹介します。
国内向けサイト事例
ゴーゴーカレー
金沢カレーブームの火付け役、ゴーゴーカレーの公式通販サイト。
シンプルで使いやすいデザインが特徴です。
Amazonや楽天など10店舗前後のネットショップを運営していますが、自社サイトをShopifyで制作しているため、在庫や売上も一元管理できています。
A Bathing Ape アパレル
猿のマークでお馴染みの裏原系ストリートブランドの新コンセプトショップ。
海外でも人気が高いブランドなので、Shopifyを使うことで多言語多通貨対応できています。
Furbo ドックカメラ
お留守番中の犬の様子を見守り、遠隔で話しかけたり写真も撮れるカメラのサイト。
Instagramに愛犬の写真を投稿する「ワンスタグラマー」にいち早く注目し、
Instagram連携できるShopifyで売上を伸ばし続けています。
日本ではまだ認知度の低いブラックフライデーにいち早く着手し、一日の売上を通常の数十倍にもした結果を出しています。
ATOMOPH デジタル窓
部屋に居ながらにして世界中の美しい景色を映し出すデジタル窓のサイト。
ユーザーからのリクエストを活かしながら世界の美しい景色を撮影し、1000以上の景色をラインアップ。
https://atmoph-jp.myshopify.com/
丸菱工業株式会社 介護チェア
https://www.marubishi.biz/index.html
ゴーゴーサイクリング 自転車
CITY DOG ドッググッズ
KANAGU STORE 江戸金具
らむ亭.com ジンギスカン
え?あのサイトも?海外向けサイト
ちょっと驚くくらい、国内で有名な企業ばかりです
。
どのサイトも、国内向けより商品も情報も厳選した海外向けの完全別サイトとなっています。
このような完全海外向けサイトも、Shopifyなら様々な言語・通貨・決済・配送に対応可能だから実現しやすいのです。
X Japan
TORAYA
https://global.toraya-group.co.jp/
snow peak
鎌倉シャツ
X-girl
レッドブル
https://www.redbullshopus.com/
ShopifyでのECサイト制作は、フルバランスにお任せ下さい!
ECレシピを運営する株式会社フルバランスでは、
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